どんぐり君とおにぎり君のママの読書日記

アラフォー、2男の母のブックレビューです。読んだ本の簡単な内容・あらすじ・感想をメモしてます。

02_おすすめ度-★★★

赤と青とエスキースをAudibleで聞きました。~伏線がちりばめられた、優しい恋愛オムニバス~

概要・あらすじ(Amazon内容紹介より) 赤と青とエスキースをAudibleで聞きました。 赤と青とエスキース 作者:青山 美智子 PHP研究所 Amazon 概要・あらすじ(Amazon内容紹介より) 2021年本屋大賞2位『お探し物は図書室まで』の著者、新境地にして勝負作! …

橘玲さんの「マネーロンダリング」をAudibleで聞きました。~金融知識の勉強にも~

橘玲さんの「マネーロンダリング」をAudibleで聞きました。 マネーロンダリング (幻冬舎文庫) 作者:橘玲 幻冬舎 Amazon 概要・あらすじ(Amazon内容紹介より) 「五億円を日本から送金し、損金として処理してほしい」美しい女の要求は、脱税だった。四ヶ月後…

高村友也さんの「自作の小屋で暮らそう ──Bライフの愉しみ 」を読みました。~はてなき自由。

高村友也さんの「自作の小屋で暮らそう ──Bライフの愉しみ 」を読みました。 自作の小屋で暮らそう ──Bライフの愉しみ (ちくま文庫) 作者:高村友也 発売日: 2017/05/12 メディア: Kindle版 概要・あらすじ(Amazon内容紹介より) 誰にも文句を言われず好き…

山田詠美さんの「血も涙もある」を読みました。~桃子の魅力に惹かれる。

山田詠美さんの「血も涙もある」を読みました。 血も涙もある 作者:山田詠美 発売日: 2021/02/25 メディア: Kindle版 概要・あらすじ(Amazon内容紹介より) 私の趣味は人の夫を寝盗ることです――妻と夫とその恋人。極上の“危険な関係”。有名料理研究家の妻と…

【kindle unlimited】四角大輔さんの「人生やらなくていいリスト」を読みました。~もの、仕事、予定を、捨てる可能性を考える。

四角大輔さんの「人生やらなくていいリスト」を読みました。 人生やらなくていいリスト (講談社+α文庫) 作者:四角大輔 発売日: 2018/04/20 メディア: Kindle版 概要・あらすじ(Amazon内容紹介より) 頑張らなくていいことに「命=時間」を費やしている君へ…

鳩見 すたさんの「アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判」を読みました。~リアルにアリクイがいる印房のお話。

鳩見 すたさんの「アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判」を読みました。 アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判 (メディアワークス文庫) 作者:鳩見 すた 発売日: 2017/09/22 メディア: Kindle版 概要・あらすじ(Amazon…

鳩見 すたさんの「なるほどフォカッチャ ハリネズミと謎解きたがりなパン屋さん 」「ときめきフォカッチャ ハリネズミと謎解きたがりなパン屋さん」を読みました。~なるほどフォカッチャ。一回はいってみたくなります。

鳩見 すたさんの「なるほどフォカッチャ ハリネズミと謎解きたがりなパン屋さん 」「ときめきフォカッチャ ハリネズミと謎解きたがりなパン屋さん」を読みました。 なるほどフォカッチャ ハリネズミと謎解きたがりなパン屋さん (メディアワークス文庫) 作者:…

野口 悠紀雄さんの「「超」AI整理法 無限にためて瞬時に引き出す」を読みました。~google lens の可能性。

野口 悠紀雄さんの「「超」AI整理法 無限にためて瞬時に引き出す」を読みました。 「超」AI整理法 無限にためて瞬時に引き出す 作者:野口 悠紀雄 発売日: 2019/06/29 メディア: 単行本 概要・あらすじ(Amazon内容紹介より) 100万部ベストセラー現代版! 整…

伊与原 新さんの「リケジョ」を読みました。~ディープな理系博士・律と、科学ミステリ。

伊与原 新さんの「リケジョ」を読みました。 リケジョ! (角川文庫) 作者:伊与原 新 発売日: 2014/03/11 メディア: Kindle版 概要・あらすじ(Amazon内容紹介より) 貧乏大学院生で人見知りの律は、不本意ながら成金令嬢・理緒の家庭教師をすることに。科学…

村山 由佳さんの「彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方 III」を読みました。~ひと夏の思い出

村山 由佳さんの「彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方 III」を読みました。 彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方 III (集英社文庫) 作者:村山由佳 発売日: 2013/04/24 メディア: Kindle版 概要・あらすじ(Amazon内容紹介より) お互いの心が見えなくなって不…

村山 由佳さんの「キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I」を読みました。~これでもかとばかりに萌えシチュエーションを盛り込んだ作品~

村山 由佳さんの「キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I」を読みました。 キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I (集英社文庫) 作者:村山由佳 発売日: 2013/04/24 メディア: Kindle版 概要・あらすじ(Amazon内容紹介より) 高校3年になる春、父…

椰月美智子さんの「フリン」を読みました。~既婚者の恋を、それが日常の連続であることを自然に描いた連作集

椰月美智子さんの「フリン」を読みました。 フリン (角川文庫) 作者:椰月 美智子 発売日: 2013/02/21 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 高校生の真奈美は、カレと入ったラブホテルで、自分の父親が同じマンションに住むOLの葵さんと一緒に歩いているのを目…

林民夫さんの「糸」を読みました。~中島みゆきさんの「糸」の小説。平成の時代をすれ違いながら生きる赤い糸で結ばれた2人のお話。

林民夫さんの「糸」を読みました。 糸 (幻冬舎文庫) 作者:林民夫 発売日: 2020/02/19 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 北海道で生まれ育った高橋漣は、花火大会で出会った園田葵に一目惚れ。彼女が義父から虐待されていることを知るが、まだ中学生の漣に…

森絵都さんの「この女」を読みました。~釜ヶ崎で働く青年が、ある女性を主人公に小説をかく、小説。徐々に明らかになる、女性と青年の過去と人物像。

森絵都さんの「この女」を読みました。 この女 (文春文庫) 作者:森 絵都 発売日: 2014/06/10 メディア: 文庫 内容・あらすじ 甲坂礼司、釜ヶ崎で働く青年。二谷結子を主人公に小説を書いてくれと頼まれる。二谷結子、二谷啓太の妻。神戸・三宮のホテルに一人…

【Kindle Unlimited】石弘之さんの「感染症の世界史」を読みました。~元々中国から次の感染症が発生することが懸念されていた@2014年

【Kindle Unlimited】石弘之さんの「感染症の世界史」を読みました。 感染症の世界史 (角川ソフィア文庫) 作者:石 弘之 発売日: 2018/01/25 メディア: Kindle版 概要 地上最強の地位に上り詰めた人類にとって、感染症の原因である微生物は、ほぼ唯一の天敵だ…

成田名璃子さんの「今日は心のおそうじ日和」を読みました。~たまには丁寧に心行くまで家事をしたい。

成田名璃子さんの「今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私」を読みました。 今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私 (メディアワークス文庫) 作者:成田 名璃子 発売日: 2019/09/25 メディア: Kindle版 内容・あらすじ …

角田光代さんの「愛がなんだ」を読みました。~やめて! もっと自分を大事にして! そこまでみっともなくならないで! と叫びたくなる、片思い小説。

角田光代さんの「愛がなんだ」を読みました。 愛がなんだ (角川文庫) 作者:角田 光代 発売日: 2012/10/01 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 「私はただ、ずっと彼のそばにはりついていたいのだ」――OLのテルコはマモちゃんに出会って恋に落ちた。彼から電…

平野啓一郎さんの「決壊」を読みました。

平野啓一郎さんの「決壊」を読みました。 決壊(上) (新潮文庫) 作者:啓一郎, 平野 発売日: 2011/05/28 メディア: 文庫 決壊(下) (新潮文庫) 作者:啓一郎, 平野 発売日: 2011/05/28 メディア: 文庫 あらすじ・内容 地方都市で妻子と平凡な暮らしを送るサ…

平野啓一郎さんの「かたちだけの愛」を読みました。~片足を失った女優とデザイナーの再生物語。分人が如実に表された作品

平野啓一郎さんの「かたちだけの愛」を読みました。 かたちだけの愛 (中公文庫) 作者:平野啓一郎 発売日: 2013/10/25 メディア: Kindle版 あらすじ・内容 自動車事故で、片足を切断する大怪我を負った女優の叶世久美子。偶然、現場に駆けつけたデザイナーの…

小川糸さんの「つるかめ助産院」を読みました。~南の島の助産院のお話。こんな臨月を過ごしてみたかった。

小川糸さんの「つるかめ助産院」を読みました。 つるかめ助産院 (集英社文庫) 作者:小川糸 発売日: 2012/11/15 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 夫が姿を消して傷心のまりあは、一人訪れた南の島で助産院長の鶴田亀子と出会い、予想外の妊娠を告げられる…

小川糸さんの「食堂かたつむり」を読みました。~料理とは祈りそのもの。素朴な料理に込められたストーリーと想い。

小川糸さんの「食堂かたつむり」を読みました。 食堂かたつむり (ポプラ文庫) 作者:小川糸,石坂しづか 発売日: 2018/04/20 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 主人公は20代の女の子、倫子。倫子はインド人の恋人と同棲していたものの、恋人に全てを持ち逃げ…

伊坂幸太郎さんの「マリアビートル」を読みました。 ~個性的な殺したちが終結する天下一武道会@東北新幹線

伊坂幸太郎さんの「マリアビートル」を読みました。 マリアビートル (角川文庫) 作者:伊坂 幸太郎 発売日: 2013/09/25 メディア: 文庫 内容・あらすじ 前作「グラスホッパー」の続編。 主人公は荒い稼業から足を洗ったはずの木村雄一。アル中の彼には、高い…

恩田陸さんの「チョコレートコスモス」を読みました。~現代版、よりリアルなガラスの仮面。

恩田陸さんの「チョコレートコスモス」を読みました。 チョコレートコスモス (角川文庫) 作者:恩田 陸 発売日: 2011/06/23 メディア: 文庫 内容・あらすじ 芝居の面白さには果てがない。一生かけても味わい尽くせない。華やかなオーラを身にまとい、天才の名…

住野よるさんの「青くて痛くて脆い」を読みました。~青春時代の痛さをつきつけられる、イタい作品。

住野よるさんの「青くて痛くて脆い」を読みました。 青くて痛くて脆い 作者:住野 よる 発売日: 2018/03/02 メディア: 単行本 内容・あらすじ 人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学1年の春、僕は秋好寿乃に出会った。空気の読めない発言を連発…

住野よるさんのか「」く「」し「」ご「」と「を読みました。~ちょっと特別な能力を持った、いろんなタイプの高校生男女5人の青春小説。

住野よるさんのか「」く「」し「」ご「」と「を読みました。 か「」く「」し「」ご「」と「 作者:よる, 住野 発売日: 2017/03/22 メディア: 単行本 内容・あらすじ みんなには隠している、ちょっとだけ特別なちから。別になんの役にも立たないけれど、そのせ…

レイチェル・ギーザさんの「ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか」を読みました。~男の子の育て方が、女の子の育て方に近づくまでは本当の解決にはならない

レイチェル・ギーザさんの「ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか」を読みました。 ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか 作者:レイチェル・ギーザ 発売日: 2019/02/22 メディア: 単行本 概要 女らしさがつくられたものなら、男らしさは生まれつ…

レベッカソルニットさんの「説教したがる男たち」を読みました。~男が女に説教をし、暴力的な事件が多発する現実。女性が地理的にも想像の中でも自由に動き回れる世界を求めて。

レベッカソルニットさんの「説教したがる男たち」を読みました。 説教したがる男たち 作者:レベッカ ソルニット 発売日: 2018/09/07 メディア: 単行本 概要 相手が女性と見るや、講釈を垂れたがる男たち。そんなオヤジたちがどこにでもいること自体が、女性…

垣谷美雨さんの「竜巻ガール」を読みました。

垣谷美雨さんの「竜巻ガール」を読みました。 竜巻ガール (双葉文庫) 作者:垣谷 美雨 発売日: 2009/06/11 メディア: 文庫 内容・あらすじ 父親の再婚相手の連れ子と同居することになった高校二年生の哲夫。なんと義妹は同学年のガングロ娘だった!その日から…

「母ふたりで“かぞく”はじめました」を読みました。~バイセクシャルの生きにくさを抱えつつも、母2人の家族は楽しそう。

「母ふたりで“かぞく”はじめました」を読みました。 母ふたりで“かぞく”はじめました。 作者:小野 春 発売日: 2020/03/27 メディア: 単行本(ソフトカバー) 内容・あらすじ 本書の著者、小野春さんはバイセクシャル。1度は男性と結婚し、子供を授かりますが…

恩田陸さんの「蜂蜜と遠雷シリーズ」を読みました 。~「蜂蜜と遠雷」→「祝祭と予感」。ピアノコンクールが舞台の青春小説。

恩田陸さんの「蜂蜜と遠雷シリーズ」を読みました 。~「蜂蜜と遠雷」→「祝祭と予感」 蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫) 作者:恩田 陸 発売日: 2019/04/10 メディア: 文庫 蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫) 作者:恩田 陸 発売日: 2019/04/10 メディア: 文庫 祝祭と…