伊与原 新さんの「リケジョ」を読みました。
概要・あらすじ(Amazon内容紹介より)
貧乏大学院生で人見知りの律は、不本意ながら成金令嬢・理緒の家庭教師をすることに。科学大好き小学生の理緒は彼女を「教授」と呼んで慕ってくる……無類に楽しい、理系乙女ミステリシリーズ誕生!!
内容のメモと一言感想
一言感想
「理系」とよくひとくくりにされるが、理系といっても数学系、物理系、化学系、バイオはたまた教育系、土木建築系など幅広い。
本書の主人公律は物理系で、相当に理系度がたかいように思う。
ただ、タイトルが軽すぎて、律のディープな理系っぷりとの間に齟齬を感じてしまった。
ちなみに、著者も理系で、大学の助教とのこと。
印象に残ったところ
最終章、幼少時代の律、なぜ律が教授と称されるほどにリケジョになったのかが明かされる章がよかった。
理系ネタ的には、共感覚のお話が好き。
おすすめ度 ★★★
いろんな理系ネタを軽く楽しくテンポよくよめた。1年後の続きが気になる。