どんぐり君とおにぎり君のママの読書日記

アラフォー、2男の母のブックレビューです。読んだ本の簡単な内容・あらすじ・感想をメモしてます。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

森絵都さんの「クラスメイツ」を読みました。~24人それぞれ目線に、気持ちに、行動に共感。 それぞれの目線からみるというのはこういうことなのかな、と思わせる小説。

森絵都さんの「クラスメイツ」を読みました。 クラスメイツ〈前期〉 (角川文庫) 作者:森 絵都 発売日: 2018/06/15 メディア: 文庫 クラスメイツ〈後期〉 (角川文庫) 作者:森 絵都 発売日: 2018/06/15 メディア: 文庫 内容・あらすじ ひとりひとりが打ち明け…

森絵都さんの「この女」を読みました。~釜ヶ崎で働く青年が、ある女性を主人公に小説をかく、小説。徐々に明らかになる、女性と青年の過去と人物像。

森絵都さんの「この女」を読みました。 この女 (文春文庫) 作者:森 絵都 発売日: 2014/06/10 メディア: 文庫 内容・あらすじ 甲坂礼司、釜ヶ崎で働く青年。二谷結子を主人公に小説を書いてくれと頼まれる。二谷結子、二谷啓太の妻。神戸・三宮のホテルに一人…

森絵都さんの「ラン」を読みました。~あの世の家族に会うために走る。世界一後ろ向きなランナー・環22歳の物語。

森絵都さんの「ラン」を読みました。 ラン (角川文庫) 作者:森 絵都 発売日: 2012/02/25 メディア: 文庫 内容・あらすじ 9年前、13歳の時に家族を事故で亡くした環は、ある日、仲良くなった自転車屋さんからもらったロードバイクに乗ったまま、異世界に紛れ…

森絵都さんの「いつかパラソルの下で」を読みました。~お父さんの死からはじまる、お父さんの半生めぐり。

森絵都さんの「いつかパラソルの下で」を読みました。 いつかパラソルの下で (角川文庫 も 16-5) 作者:森 絵都 発売日: 2008/04/25 メディア: 文庫 内容・あらすじ 厳格な父の教育に嫌気がさし、成人を機に家を飛び出していた柏原野々。その父も亡くなり、四…

森絵都さんの「宇宙のみなしご」を読みました。~うらやましいくらい仲の良い兄弟を中心に、屋根に登る遊びで広がった絆。

森絵都さんの「宇宙のみなしご」を読みました。 宇宙のみなしご (角川文庫) 作者:森 絵都 発売日: 2010/06/25 メディア: 文庫 内容・あらすじ 中学2年生の陽子と1つ歳下の弟リン。両親が仕事で忙しく、いつも2人で自己流の遊びを生み出してきた。新しく見つ…

【Kindle Unlimited】石弘之さんの「感染症の世界史」を読みました。~元々中国から次の感染症が発生することが懸念されていた@2014年

【Kindle Unlimited】石弘之さんの「感染症の世界史」を読みました。 感染症の世界史 (角川ソフィア文庫) 作者:石 弘之 発売日: 2018/01/25 メディア: Kindle版 概要 地上最強の地位に上り詰めた人類にとって、感染症の原因である微生物は、ほぼ唯一の天敵だ…

2020年6月に読んだ本まとめ

2020年6月は、16冊の本を読みました。 実用書・ノンフィクション あまりに有名な2冊を読みました。 シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成 (NewsPicksパブリッシング) 女帝 小池百合子 (文春e-book) シンニホンでは、これからの時代の人…

森絵都さんの「永遠の出口」を読みました。~70年代80年代に小中高を過ごした女の子の日常に、ああ、あったかもしれないと何度も共感する作品。

森絵都さんの「永遠の出口」を読みました。 永遠の出口 (集英社文庫(日本)) 作者:森 絵都 発売日: 2006/02/17 メディア: 文庫 内容・あらすじ 「私は、“永遠”という響きにめっぽう弱い子供だった。」誕生日会をめぐる小さな事件。黒魔女のように恐ろしい担任…