どんぐり君とおにぎり君のママの読書日記

アラフォー、2男の母のブックレビューです。読んだ本の簡単な内容・あらすじ・感想をメモしてます。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

椰月美智子さんの「ダリアの笑顔」を読みました。~どこにでもいそうな、ただひとつの家族の日常をつづるオムニバス。

椰月美智子さんの「ダリアの笑顔」を読みました。 ダリアの笑顔 (光文社文庫) 作者:椰月 美智子 発売日: 2012/11/13 メディア: 文庫 内容・あらすじ 「綿貫さんち」は四人家族。「明るく笑うもう一人の自分」を空想する長女・真美。主婦業と仕事をこなしなが…

椰月美智子さんの「しずかな日々」を読みました。~ぼくは転校しない。そう決めた少年がおじいちゃんと友達と過ごした、確かな夏。

椰月美智子さんの「しずかな日々」を読みました。 しずかな日々 (講談社文庫) 作者:椰月美智子 発売日: 2015/10/16 メディア: Kindle版 内容・あらすじ おじいさんの家で過ごした日々。それは、ぼくにとって唯一無二の帰る場所だ。ぼくは時おり、あの頃のこ…

椰月美智子さんの「かっこうの親 もずの子ども」を読みました。~母でなければ書けない小説。ありそうな日常と、尋常ではない愛。

椰月美智子さんの「かっこうの親 もずの子ども」をよみました。 かっこうの親 もずの子ども (実業之日本社文庫) 作者:椰月 美智子 発売日: 2014/10/03 メディア: 文庫 内容・あらすじ 迷いも哀しみも、きっと奇跡に変わる――。幼児向け雑誌の編集部で働く統子…

椰月 美智子さんの「14歳の水平線」を読みました。~お父さんにだって、14歳の時があった。一期一会のひと夏の宝石感を思い返す作品。

椰月 美智子さんの「14歳の水平線」を読みました。 14歳の水平線 (双葉文庫) 作者:椰月 美智子 発売日: 2018/05/10 メディア: 文庫 内容・あらすじ 夏休み、征人は息子の加奈太を誘い、故郷の島にやってきた。征人はたちまち30年前の日々に引き戻され、加奈…