どんぐり君とおにぎり君のママの読書日記

1冊の本を読んで、1つの疑問を解消しよう。

会議を○○することによって、予想外のアイディアが出る。『ファシリテーショングラフィック』と『ビジュアルミーティング』

最近PowerPointを使った会議やウェブ会議が増え、ホワイトボードに議事録を書く機会が減った気がします。
でも本当にそれで良いのでしょうか。
会議の議論を見える化することによって予想外のアイディアとせがむことができるとする2冊の本を読みました。 
ビジュアル・ミーティング  予想外のアイデアと成果を生む「チーム会議」術

ビジュアル・ミーティング 予想外のアイデアと成果を生む「チーム会議」術

 

 

 

 

2冊の本の位置づけ。

 『ビジュアルミーティング』

ビジュアルミーティングの著者、デビッド・シベットさんはダニエル・アイスファーノさんと並び、ファシリテーショングラフィックの創始者とされています。今日本で活躍するファシリテーターの中には、私のもとで修行を積んだり、影響を受けた人が少なくないとのこと。本書は著者の初めての翻訳であるとともに、35年に及ぶファシリテーター人生の集大成とのことです。
 

ファシリテーション・グラフィック』

今週の著者の堀公俊さんは、ビジュアルミーティングの訳者の1人でもあります。また本書は加藤明さんとの共著でもあります。お二人は日本ファシリテーション協会の会長さんと理事であります。
 
『ビジュアルミーティング』を読んで、大筋に納得したところで、日本人向けの「ファシリテーショングラフィック』を読むと日本の会議に使いやすくなるのではないでしょうか。
 

会議をビジュアル化することのメリット

デビットさんはビジュアルミーティングのメリット3つ挙げています。
  1. 参加意識を向上させられること
  2. 全体の関係性が把握できること
  3. 記憶が共有化されること
これに加えてファシリテーショングラフィックの著者堀さんは日本においては、
「発言の属人性が消える」
これも1つのメリットであると書いています。
その他少し細かく言いますと 、
  • 議論のポイントにメンバーの意識を集中できる
  • 発言を定着させて発言者に安心感を与える
だから、
  • 意見が出る
  • 意見が噛み合う
  • 意見がまとまり
話し合いがハッピーになるとのことです。
 

ビジュアル化の具体例

『ビジュアルミーティング』にはビジュアル化の具体例として7つ挙げられています。
  1. ポスター 注目を集める→ここを見て! と言うことを表す
  2. リスト 列挙する→箇条書き
  3. クラスター 分類する→情報のクラスターを作る、ポストイット
  4. グリッド 構造化を探すSWOT分析
  5. ダイヤグラム 理解を深めるマインドマップ
  6. ドローイング 腑に落ちる→メタファーとなる絵を書く
  7. 曼荼羅 全てを合わせる→ターゲット図
「→」は具体例の1つであり、本にはもっといろいろな形が描かれています。
 
先日、板書の極意と言う本を読み、それをきっかけで今回この2冊の本を読みました。
3冊読んで感じたこと。
それは私たちは、お互いの頭の中を、思った以上に理解していないのではないかと言うことです。
 
会議中にホワイトボードにイラストを書く。
ちょっと勇気のある行動かと思います。
まずは自分のノートから、次に2人の打ち合わせから。
少しずつビジュアル化、グラフィック化していこうと思います。

 

 

 

ビジュアル・ミーティング  予想外のアイデアと成果を生む「チーム会議」術

ビジュアル・ミーティング 予想外のアイデアと成果を生む「チーム会議」術

 

 

『ダイエットは運動1割食事9割』。では何を食べれば良いの? 1割の運動って何?

この本はフィットネス業界で働いていた事のある著者が、
「なぜスポーツジムに通っているクライアントは痩せないのか」
「なぜフィットネス業界の指導者たちも痩せないのか」
そんな疑問を持ち始めたところから始まります。

「運動だけでは痩せられません」

本書の趣旨は「運動だけでは痩せられません」。
痩せるための運動は運動すればするほど食欲が増してしまうとのこと。
よく筋肉が増えると基礎代謝が増えると言われますが、筋肉量が上がることによる基礎代謝の増加は本当にわずかであるとのことです。
具体的には筋肉を1キログラム増やすのは至難の業ですが、そんなに頑張って1キロ筋肉を増やして増える基礎代謝量は15から45キロカロリーとのことです。
車は運動を全く指定しているのではありません。
著者の主張は運動だけでは無理だと言うことです。
 

では何を食べれば良いのか。

著者が注目したのはN/Cレートです。
N/Cレートこれは食べ物の総カロリーに対して、ミネラルやビタミンといった栄養素がどれだけ含まれているかの比率のことです。
例えば、白米と玄米比べてみます。
白米と玄米はカロリーは同等ですが、玄米にはビタミンB1マグネシウムといったミネラルやビタミンが含まれていますので、白米よりも玄米の方がNCレートが高いと言うことになります。
ではNCレートが高い食物を選びたかったらどうすれば良いのでしょうか。
答えはすごく簡単で、
  • 加工食品の摂取を減らすこと。原型のわかる食べ物をとること。
  • 色の濃い野菜を食べること
  • いわゆるまごわやさしいを実践する事
です。またタンパク質も重要で豆類と魚を多く食べます。肉は食べてはいけないわけではありませんが、食べ過ぎない方が良いとのことです。
ここまで出てきたキーワードを振り返ると、ミネラル、ビタミン、タンパク質。
 

ここでも出てくるオメガ3

一時期ブームになったココナツオイル。エゴマ油。アマニ油。
著者のオススメはオメガ3をとることです。
理由は血液をサラサラにして、細胞膜を柔らかくして、炎症を抑える作用があるためとのことです。
青魚を取る習慣がない人は、ほとんどオメガ3が取れていないとの事。
というわけで早速買ってみました。

 

ニップン アマニ油 150g

ニップン アマニ油 150g

 

 

著者がお勧めする運動

2つ、挙げられていました。
1つはウォーキング。1つは逆立ち。
逆立ちをすることによって上半身が下半身のように血液を心臓に戻す力をつけることができるので、肩こりが楽になったり、女性であればニノウデがスッキリしたりすることがあるそうです。
(やってみようかな・・・)
 

著者のお勧めの本

本書でお勧めされていた本が1冊あります。
気になっていたのでメモしておきます。

 

玄米せんせいの弁当箱 1 おいしい団欒 (ビッグコミックス)

玄米せんせいの弁当箱 1 おいしい団欒 (ビッグコミックス)

 

 

本書を読んでやってみようと思ったこと

3つあります。
  1. 青魚を取ること
  2. 加工食品を減らすこと
  3. アマニ油を買ってみること
あ、、あと逆立ちですね。・・・やってみたけどできるでしょうか 。
随所納得できる本でありました。
 
 
 
 

糖質制限が危険とされる理由、ケトン体・ケトアシドーシスとは何か。『ケトン体が人類を救う~糖質制限でなぜ健康になるのか~』

最近、糖質制限は良いのか悪いのか、その糖質制限論争に1つの終止符が打たれたと言うニュースがありました。
 
従来、炭水化物をメインに食事をしてきた私たちにとって、「糖質制限」と言う考え方はなかなか受け入れられない過去がありました。
最近になって、いよいよ、糖質制限は世間的にも認知度が高くなってきたように感じます。
や、
知りたくて以下の本を読んでみました。

 

ケトン体が人類を救う?糖質制限でなぜ健康になるのか? (光文社新書)

ケトン体が人類を救う?糖質制限でなぜ健康になるのか? (光文社新書)

 

 

ケトン体が人類を救う~糖質制限でなぜ健康になるのか~

この本はダイエットのため(だけの)の本ではなくて、糖尿病、特に妊娠糖尿病になってしまった方が主な主人公の本です。
ケトン体が危険でないことが著者自身が様々な検体を分析した測定結果を根拠に書かれています。
 

糖質に対する考え方

著者の宗田先生はお米を止めています。
白米は精製された砂糖と同様、血糖値を上げるばかりで栄養がないと言う考えです。
日本の各地の村の寿命のデータから白米をたくさん食べていた人は早く死んでしまうことなどを例に挙げています。
糖質制限食ではご飯やパンなどの主食を減らし、肉や卵などが減らさずにたっぷり取るのが原則です。
 

ケトアシドーシスについて

そもそも、従来糖質制限はなぜ危険とされていたのでしょうか。
それは医師たちがケシアシドーシスと言う状態を恐れていたからです。
ケトアシドーシス」って何? と言うことで自分のためにメモしておきます。
人間が動くためのエンジンには2つの種類があります。
1つが
もう一つが
  • ケトン体代謝エンジン
です。
ケトン体はケトン代謝エンジンの際、脂肪の分解により肝臓で作られて、血液中に放出されます。
体内にケトン体が増加する状態をケトーシスといいます。
特にアセト酢酸、βヒドロキシ酪酸等の比較的強い酸が発生した状態を、ケシアシドーシスと呼びます。
従来、ケシアシドーシスは、風邪などの感染症や強いストレス家にあるときなど血液が酸性に傾いているときに急激に発症するとされており、また細胞が損傷受けるとされていました。
著者は、
  • 血液中のケトン濃度が高くなること
  • 血液が酸性になること
これらは別のことであり、ケトン体がアシドーシスの原因ではないと書いています。
 

本書の立場

妊娠中の妊婦さんは糖質ではなくて脂肪エネルギーにしているので脂肪とタンパク質の食事を中心にすれば全てが解決する。
ケトン代謝エンジンで生きる、「ケトジェニック」な生き方をお勧めしています。
 

実際のところ・・・

糖質を控えめにすると眠気がなくなり1日をすっきりと過ごせるような気がしています。
糖質制限の他のリスクも勉強しながら、取り入れたいと言う気持ちになっています。
糖質制限がいかに学会に受け入れられなかったか、妊娠糖尿病の妊婦さんの体験記、人間の既成概念を覆すことがいかに大変であるかと言う読み物としても面白い本でした。
 

 

ケトン体が人類を救う?糖質制限でなぜ健康になるのか? (光文社新書)

ケトン体が人類を救う?糖質制限でなぜ健康になるのか? (光文社新書)