どんぐり君とおにぎり君のママの読書日記

1冊の本を読んで、1つの疑問を解消しよう。

『「誰でもアイディアを量産できる」発想する技術』をよんでアイディアを考える

仕事で
があります。
でも、ブレンストーミングしようと集まってもアイディアがうまく出ない時もあります。
体系的なアイディア出しのやり方が学びたくて、こちらの本を読みました。

本書について

本書にはおよそ30個のアイディアの発想方法がまとめてあります。
本書の特徴は30個のアイディアの発想方法が
  • 体系的に整理されていて、
  • 具体例が書かれていること
です。
 

アイディアの発想方法の分類の仕方

著者はアイディアの発想方法生以下の3つに分類しています。
  • 課題から発想していく方法
  • 課題以外から発想していく方法
  • 他人の発想から発想していく方法

課題から発想していく方法

例えば、新しいリュックサックを作ろうと思ったとき考えてみます。
課題から発想していく方法は、その課題自体に着目し、その課題の特徴を列挙したり、特徴をのばしたり変えたり組み合わせたり逆にしたりする方法です。
特徴の
  • 列挙の仕方や、
  • 列挙した特徴をどう展開していくか
が方法によって異なります。
もっともスタンダードな基本となる方法として
  • 属性列挙
があります。
バックの属性
  • チャック
  • 背負いベルト
  • 軽い
  • 色々な材料、色
  • 背負う
を列挙して、属性をもとにアイディアを発送していきます。
具体例としては、ベルトに着目し「肩が痛くならないベルト」とか?
この方法がすべてのベースとなっていると感じました。これをベースとして、
  • 欠点列挙、希望点列挙
  • 形態分析  (構成要素を列挙)カードやマトリックスを使う
  • アイディアボックス    構成要素×そこに入れるパラメーターの表を作る
  • ポジショニング    構成要素にいれる変数を変化させる。
  • 逆設定   リュックは普通背中に背負う→前にも背負えるリュック
  • マンダラート   3 × 3のマスを利用する
  • マインドマップ
が、それぞれ具体例を持って紹介されています。詳しくは本書をご覧ください。
 

課題以外から発想する方法

何か別の媒体を使って発想する方法です。
課題に着目したアイディア出しに行き詰まったときに有効そうです。
課題からとは少し離れた情報を入れ、その情報を抽象化し、課題に戻ってきて当てはめます。
その課題とは少し離れた情報として、何を仕入れるか、によって方法が分類されています。
  • ネットやニュース
  • カタログ
  • 自分で蓄積したメモ
  • タウンウォッチング
  • あるテーマのもの。例えば色(カラーバス)、動物、職業
  • カード、辞書
  • チェックリスト(ださくにたおち、オズボーン、SCAMPER)
これらの方法は、
  • 抽象化
がキーであると感じました。
 

他人の発想から発想していく方法

ブレインストーミングなどもこれに入ります。
ただアイディアを出す「ブレインストーミング」だけではなくて、個人で考える時間と書く時間も設けた「ブレインライティング」と言うやり方も有効だと感じました。
初めて知ったのは、「ルビッチならどうする?」と言うやり方で、1人でもできるのですが、もし自分がこういう立場の人間だったらどう考えるのか、と言うアイディアの発送方法です。
その他、応用バージョンとして、自分が、
  • 子供だったら
  • 親だったら
  • 大人だったら
どう考えるか? と立場を変えて考えていく方法も面白いなと思いました。
 

1番なるほどと思った方法

30のアイディア発想方法の中で、1番なるほどと思ったのが、
  • NM法
でした。
この方法は
  1. 課題の本質を表すキーワードを決め、
  2. その性質を持っている他のものを思い浮かべ
  3. その他のものがなぜその性質を持っているのか背景を考え
  4. その後で課題に戻ってきてアイディアを考える方法です。
バックグラウンドを考えるというところが、ユニークだと思いました。
 
以上、アイディアの発送方法がコンパクトにまとまった本です。
アイディアに詰まったときに、もう一度手に取ってみたいと思いました。
 

『1週間で8割捨てる技術』を読んですぐできるクローゼットの15分断捨離。今すぐ捨てるべき6つの判断基準とは?

もう少し捨てられる気がして読んでみました。

 

1週間で8割捨てる技術

1週間で8割捨てる技術

 

 

本書はカナダ在住の筆子さんによる「1週間で8割を捨てる技術」が書かれた本です。
 

なぜ8割か

この8割という数字、パレードの法則から来ています。
パレードの法則とは、
  • 企業の売り上げの8割は、2割の主力製品からなっている
  • 本の売り上げの8割は、2割のベストセラー作家によるものである
など、物事の主要な8割は、2割の働き者によって成し遂げられていることをいう法則です。
家の「もの」もこれと同じで、いつも使っているものは2割。
残りの8割は捨ててしまっても大丈夫。
これを1週間で捨ててしまいましょう。
それがこの本の主要なアイディアです。
 

断捨離と掃除の違い

断捨離はイベントで、掃除は毎日やるもの。
そんなイメージを持っていました。
この本を読んで、定義が明確になりました。
断捨離は、家の外に物を出す行為。
掃除は、家の中で物を片付ける作業。
これまでに数々の断捨離の本を読んできましたが、本書の断捨離と掃除の定義。
これまでの中で、1番しっくりきました。
 

プライムゾーンからやる

プライムゾーン=主要なゾーン、1番ものを詰め込んでしまえるゾーン。
ここから着手するというのが筆子さんのやり方です。
プライムゾーンの一例として、
  • クローゼット
  • キッチンの引き出し
  • 筆記用具の入った引き出し
などが挙げられています。
場所ごとに片付けるというのが本書のやり方です。
中でもオススメは「クローゼット」に着手すること。
クローゼットの洋服の捨て方についてかかれた具体的な判断基準がとても参考になったのでメモしておきます。
 

今すぐ捨てる服

さて、著者はあるプライムゾーンをターゲットに定めたら、1日15分そのターゲットのものを捨てろと書いています。

では、著者のお勧めのターゲットである「クローゼット」。

そこをターゲットした時、今すぐ捨てられる服とはなんでしょうか?

6つの判断基準が大変具体的で参考になったのでメモしておきます。

  1. 1年着なかった服(=なくても良い)
  2. サイズがあわない服(そのサイズになっても合うとは限らない)
  3. 自分できる気がない服(娘にあげる服)
  4. 難のある服(しみががある、毛玉がある)
  5. 時代遅れの服(もう一度流行が来ても、カッティングなどは微妙に違う)
  6. 思い出のための服(旅先で買った服など)
ここまで書いてあると、頭を働かせなくても、判断するまでもなく捨てられそうです。

捨てるものに触ってはいけない

この考え、なるほどと思いました。
「ときめき」片付けでは、一つ一つのものと向き合って、そのものに対してときめきを感じるか否かを判断します。

 

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

 

 

この方法のデメリットは、ものを手に取らなければならない事。
すてようかな、どうしようかな、と思うものを1回手に取ってしまうと、それだけで愛着が湧いてしまうと著者は書いています。
触るという行為から生じる「触感」。
これは私たちが思っている以上にパワーがあるものだそうです。
なぜなら、人間が生まれて最初に赤ちゃんが感じる間隔は 「触感」だから。
そんな説明が印象に残りました。
著者が提案するのは捨てようと思ったものにはできるだけさわらないこと。
パッと掴んでさっと捨てる。
これ意外と大事なテクニックではないかと思いました。
 
断捨離シリーズ、ときめき片付け、様々な片付け本にもちょこっとずつ触れつつ、冷静にそのやり方の良い点悪い点を判断し、ご自身の具体的なテクニックを解示されている本です。
 
これを機にもう少し捨ててみようと思いました。
クローゼットの整理、一緒にしませんか?

 

1週間で8割捨てる技術

1週間で8割捨てる技術

 

 

生ゴミを使って、堆肥を作り始めてみました。『生ゴミ先生の元気野菜革命』

きっかけは生ゴミの多さでした。
 
私はミニマリストではありませんが、simple lifeには憧れを持っています。
そして、simple lifeを保つための基本的な考え方は「インとアウト」。
そのバランスを保つ事だと思っています。
アウトに着目したとき、我が家は出すゴミの量が多すぎるのではないかと気になり始めました。
ゴミって何をだしているのでしょう。
そう思って分析してみると、生ゴミが意外と多いことに気づきました。
家から出す生ゴミの量を減らせないだろうか。
そう考えていたところ、こちらの本がアンテナに引っかかりました。

 

生ごみ先生の元気野菜革命

生ごみ先生の元気野菜革命

 

 

この本を読んで、早速生ゴミ堆肥にトライしています。
できたらこの堆肥を使って、野菜を作ろうと思っています。
 

本書について

著者の吉田さんは九州大学農学部修士課程を修了後、農業改良普及員として公務員をされていた方です。
農業改良普及員というのは、農家に作物の栽培方法などについて指導をするお仕事です。
吉田さんは農薬や化学肥料に疑問を感じ、10年公務員として勤務した後、ご自身が農業を営み始めます。
そこで
  • 「菌ちゃん」、つまり土壌に住む微生物の力
に気づき、生ゴミをリサイクルして元気な野菜を作る方法を確立されます。
今では保育園や学校などに指導をして、給食を作るために出る生ごみから野菜を育てる技術を広めているそうです。
 

本書を読んでびっくりしたこと

初めてしることが結構ありました。

虫が教えてくれる衝撃的な事実

虫が付いている野菜はおいしい野菜。
虫食いがあるということは有機野菜、無農薬野菜の証拠。
皆さんそう思っていませんか?
私はそう思っていました。
本書には「虫はまずい野菜にやってくる」。
そう書かれています。
それはなぜか。
一説によると、元気な野菜は「フィトンチッド」などの募集寄せつけないための物質を放出しているとの事。
また、著者の吉田さんの推察によると、葉ダニは老化したり、不健康な野菜の出すエチレンガスにひき付けられてやってくるとの事。
チョウチョウや蛾は、未浄化の堆肥などのアンモニアにひき付けられてやってくるとのことです。
いわゆる害虫ばかりではなくて、モンシロチョウも、青虫も、窒素代謝がスムーズに行われていない不健康な野菜の出す微量の揮発物質に吸い寄せられて卵を産んでいるとのことです。
そう、ちょうどナウシカ腐海のように、
  • 虫たちはわざわざ老化した不健康な野菜を不健全な部分だけ食べて
  • それを再び地に戻して次の命の材料としている
とのことです。これが本当であるならば何と感動的なことでしょう。
吉田さんの結論は「虫は敵では無い」。
 

捨てているところが1番栄養がある

野菜の皮には栄養がある。
これは今では少しずつ一般的になってきましたね。
本書で初めて知ったのは「野菜は生長点を食べるべきである」。
成長点とは、植物において最も細胞分裂が盛んで新しい葉っぱや根っこを作り出すところです。
具体的に言うと
  • ニンジンや大根の首の部分、
  • キャベツやレタスやタマネギの芯の部分、
  • 葉物野菜の付け根の所
  • ピーマンかぼちゃトマトの脇芽
そして、玉ねぎの皮は微量成分てんこ盛りだそうです。
ニンジンや芋類の皮を食べる、くらいは実践していましたが、首の部分やタマネギの皮は捨てていました。
葉物野菜の根元も。
葉物野菜の根元は、包丁で十字に切り込みを入れて洗うことで土も落ちるとのことです。
実践してみます。
 

ゴミ問題と有機野菜の結びつき

生ゴミで作った野菜のパワーについて書かれています。
結論を書くと
  • 腐りにくく
  • 栄養価が高い
とのこと。
どちらも実験結果が書かれています。
そしてそのような野菜を摂取し続けると人の健康状態を改善することが書かれています。
 
正直なところ、ここまでのパワーがあるということについては半信半疑です。
しかし、エネルギーの循環という点から考えて、生ゴミに含まれている
を野菜を消費する家庭や学校で循環させるというアイディアは持続可能な社会を作るための1つの
答えではないかと感じました。
 
野菜の力については、これから自分で実際にやってみて、検証してみようと思います。
本当であるならば素晴らしいことです。
 
本書は、単に生ゴミを肥料にするテクニックを書いた本ではありません。
化学肥料や農薬を使って「味の薄い」野菜をたくさん作ることに疑問を投げかけている本です。
 
環境問題、有機野菜、農薬、化学肥料、健康というキーワードに興味のある方に是非読んでいただきたい本です。
一緒に生ゴミ堆肥、スタートしてみませんか?