どんぐり君とおにぎり君のママの読書日記

アラフォー、2男の母のブックレビューです。読んだ本の簡単な内容・あらすじ・感想をメモしてます。

オンライン英会話に関する本まとめ

オンライン英会話を再開しようかなと思いたち、ではその前に、とオンライン英会話に関する本をまとめ読みしました。

英語が話せるようになりたければ、今すぐオンライン英会話をやりなさい

著者は、毎日欠かさずオンライン英会話をしている英語教師。

世界中の人とリアルで会話できる楽しさを交えて非常に楽しそうに語られていて、「オンライン英会話ってなんて楽しそう!」と思えるのがこの本の最大のメリットかもしれない。

著者は、オンライン英会話の楽しみ方の最終形態を体現していると感じた。

その途上にいるものに対する助言として響いたものは、「長い間継続して練習することが言語習得の全てです。」という言葉。

英語の習得のやり方としては、いろいろなやり方が、紹介されているが、限定的ではない。海外ドラマ、洋楽カラオケ、発音は独学でも勉強した方が良い、スピーキングテストを受けた方がいいス(ピーキングテストとして具体的に何があるかの紹介)、オンライン英会話を提供サービスの具体例等。

オンライン英会話必ず成果が出る受講方法

2024年現在、全6巻。
英語力を上げるためのオンライン英会話の使い方について具体的に説明した本。

英語を学ぶには、愚直な方法での継続しかなく、五年から十年かかるという力のこもった説明は、とても地に足がついている印象。

以下、全6冊の内容の簡単なメモ。

第一巻は必読。英作文を準備して予習して挑むことをはじめ、オンライン英会話の使いかたがかなり具体的に書かれている。

第2巻は英検1級にフォーカスした内容

第3巻。英文法、英単語、発音という3本柱を鍛えるという観点の説明がなるほど。

第4巻。世の中にある通学式英会話スクールの実態や英語コーチングスクールの実態、you tuber 悪徳英語コーチングというものが存在するということの告発を含み、ちょっと尖った内容。ただ、この業界のあるあるかもで、確かにと思う方も少なくはないのかもしれません。改めて、英語学習は愚直にやるしかないのだと感じる内容。

第5巻。 「一番最初に正しい英語の発音を学ぶ必要性」にフォーカス。 英語の音を出すときは、口の周りの五つ部位のうち二つの部位の間から音を出すという説明が、(ちょっとこれ一回読んだだけでは意味がわからないと思いますが、)とてもよかった(例えば、銀行bankのBは上の唇と下唇の間から音を出すなど)。こういった観点の発明は初めて見ましたが、すごく分かりやすい。あと印象に残ったのは、英文法は雑魚化キャラでラスボスは英単語とのこと。英単語との戦いは終わりなさそう。

第6巻。日本人の英語学習者の中で最も層が厚い英語初心者層にターゲットを合わせた「初心者にも正しくできる失敗しない英語上達学習法」を一つ一つ説明。

6冊とも著者の体験に基づく熱がこもった誠実な本です。

50代の私が実践中のオンライン英会話を満喫するための33TIPS

オンライン英会話を自在に楽しむためのコツがまとめられた本。著者は、Native Campを使用

著者の、「自分のことだとあまり話せないけれど説明することがあるときは話せる」という気づきが新鮮と思いました。すごい気付きかもしれません。そしてそれは日本語の会話でもそうなのかもしれません。

聞き取れなかったら後で聞いて書き下ろしおこしツールで何をやっていたのか確認するというTIPSも。レッスンを聞き返すことができるかどうかはオンライン英会話の事業者を選ぶにあたっての一つの観点かもしれません。こういう地道な丁寧な確認作業が英語力を伸ばすんだろうなと。Otter(文字起こしアプリ)よさそう。

内向型のための自己肯定感が上がるオンライン英会話術

具体的で、等身大な内容。

著者は、自分の考えを持って生きることが自己肯定感アップにつながるという気づきに基づき、オンライン英会話を自分の意見のアウトプットの場として利用。オンライン英会話の使い方がなるほどです。

自分の意見をもっていなくて話せない人のための、テンプレート(PREP)、話したいを英語で組み立てるときにとても良さそう。

36歳からオンライン英会話をはじめたら英語で仕事ができるようになりました

2016年の本。当時はスカイプが主流。

オンライン英会話での壁にあたった体験が何ともリアル。

自己紹介だけがうまくなる(それはそれでよいかなと思いましたが)、マンネリ感がある、等の悩みは、あるあるなのかもしれません。

これに対して、その日のレッスンの目的を考え、目的を達成していたらOKとする。達成感、自己肯定感、レッスンを主体的に進めるという点は、すべての本で共通するキーワードといえそうです。

レビューの中には、著者はそもそもの英語力が結構高いのでは、という突っ込みがありました。確かに、本書には、好きなこと(著者の場合、XJAPANのこと)ならエンドレスに話せるという気づきがかかれており、その程度の英語力はもともとお持ちだったようす。日本人の英語はベース力が多様だなと。

どの著者のやり方が自分に合いそうかを、自分の英語力を鑑み、いろいろ試してみたいなと思いました。

まとめ

どの本にも通じるのは、愚直な継続が力になるということ。

中でも、「オンライン英会話必ず成果が出る受講方法」を読むと、王道はないということに重きを置かれた本で、手ごたえがあり、体験と実感がこもった誠実さを感じました。

今回5冊の本(オンライン英会話必ず成果が出る受講方法は一冊とカウント)を読んで、出版社を通している2冊はキレイ目にまとめられており、よみやすいが、個人出版のkindle本の方が具体的で実感のこもっていて身近とも感じました。

誠実な個人出版のkindle本の重さ、感じました。