phaさんの「ニートの歩き方」を読みました。
概要・あらすじ(Amazon内容紹介より)
「ニート」でも「無職」でも「ひきこもり」でも,会社を辞めても仕事をしてなくても,幸せに生きることはできる。こんなに文明や技術が発達した世の中,インターネットさえあれば,昔ながらの固定した生き方に縛られる必要なんてない。
日本一有名なニートが語る,お金がなくても無理なく楽しく暮らすための生き方と考え方。会社や国やこれまでの常識が信じられなくなった今を生き抜くための「ニート」なヒントが満載です!
内容のメモと一言感想
働かざるもの食うべからずはおかしい
お金持ちの人は働かなくてよいではないかとの主張はごもっとも。
これは、働いているのに思うようにお金が入らないなと思っている人の愚痴なのかもしれません。
働くことは必要悪ぐらいに思っておいてよいとのご意見は新鮮でした。
確かに、仕事に価値観が置かれて過ぎているなと思わされました。
閉鎖的な場について
いじめというものは、場の閉鎖性とセットという見方はなるほどでした。
小学校や中学校の教室や職場など選択の余地がない所でも通わなければいけないところでいじめが起こるとのこと。
確かに大学でいじめってあんまり聞かないような気がします。
クラスや職場というつながりはあえばとても楽しく、合わなければ地獄。
だとしたら、その場から速やかに逃げられるような、環境や逃げてもよいという社会的価値観が広まれは、いじめはなくなるのかもしれません。
コミュニケーションについて
自分のことを異常にプライドが高くて人を誘えないと称する著者。
そうか、人をさそえないってプライドが邪魔をしているんだと改めて認識。
でもネットとコミュ障とは、イコールではなくて、コミュ障こそネットを活用してコミュニケーションをとればいいんだ、それでいいんだと思えました。
おすすめ度 ★★★★
せどりとかニートっぽいお金の稼ぎ方についてもきちんと?かかれています。
phaさんの本に、なぜか癒されます。いわゆる自己啓発書と違って、とてもソフトに考えさせらる本。
メモ
3章の終わりにブックガイドがあって、全部読んでみたいな、思いました。
特に、ここになかったら絶対読まなかっただろうなと思った2冊をメモ。