佐々木 望さんの「声優、東大に行く」をAudibleで聞きました。
概要・あらすじ(Amazon内容紹介より)
大人になるほど、勉強が楽しくなった
声優・佐々木望が人知れず東大を受験、そして卒業し世間を驚かせた。44歳で決心、仕事を休むことなく勉強時間を確保し、独学で東大入試を突破した驚きの勉強術をこの一冊に! 読後、あなたもきっと学びたくなる。
内容のメモと一言感想
声優の佐々木望さんが東大受験を志し東大に行くお話し(実話)。
佐々木望さんは、幽遊白書の浦飯幽助などの声で知られる著名な俳優さん。その佐々木さんが、お仕事をしながら東大の受験勉強をしそして東大に合格し、卒業されたという実話をご本人が語られている本。
受験勉強の様子が意外と細かく書かれている
科目別の勉強の仕方や、合格するための戦略の立て方想定した以上に具体的に語られている。まずは合格体験記をたくさん読んで参考にしたという先人を徹底的に参考にするという考え方や、仕事を続けながら合格最低点に到達するためにどのように効率よく勉強して行くかという戦略の立て方がなるほどで、東大受験に関わらず大人の試験勉強の参考になる。
学ぶことへの純粋な欲求
全体を通じて感じるのが学ぶことに対する欲求の純粋さ。受験勉強も(全部ではないかもしれないけれど)楽しんで勉強していた感じが伝わってくる。東大在学中も、講義を心から楽しまれた様子。法学部を選択した理由が印象深い。恩師の先生の講義のおもしろさにくいつき、「本郷でお待ちしています」の一言で決めたという逸話、先生の人物の大きさを感じ印象に残った。
おすすめ度 ★★★★
大学で学んでみたいなと思わせる本。