須藤 昌子さんの「死んでも床にモノを置かない。」を読みました。kindle unlimited本。
概要
整理収納アドバイザーの須藤昌子さんによる本。
収納グッズを買い足すのではなく、「○○しない」をつよく決める、引き算の片付け方法を提案する本。
内容のメモと感想
基本的な考え方
片付けるのが下手だから部屋が汚いのではなくて、部屋が汚いから片付けるのが下手。
やめるルールを決めないと、エントロピー増大の法則に従ってものはちらかる一方。
片付けが上手な人は、「死んでもこれはやらないルール」があって、後回しにしない。
ただしミニマリストは目指さない。
愛着のあるものまで捨ててしまわなくてよい。
死んでも○○しないルール一例
死んでも床にものを置かない
タイトルの通り。ルールを強く! 決める。
(「死んでも」のあたりが少し怖いですが……)
床にものがなければ、掃除しやすい。片付けしやすい。
シンクに調味料を出しっぱなしにしないのもこれと同じこと
そのほか、
掃除の頻度のルールを決める
1個買ったら1個捨てるを徹底する
などなど。
そんな須藤さんの1日
毎朝4時に起きてお風呂や水回りを全部ふく。
それはもう決まっているので、そんなに苦労はない。何も考えずにする。
とは書かれていましたが、やはりすごいなと思ってしまう。
新鮮なアイディア・具体的なやり方
固定観念にとらわれない
食品庫に食品以外のものを置いてもよいし、シューズクローゼットにくつ以外をおいてもよい。
本棚の並べ方
見た目で揃える
ルールは柔軟に決めれば良いが……
例えば、クローゼットを食器棚に詰めるなども否定はしない。
ただ、クローゼットに入れるはずの衣類が圧迫されるなど、他のものに大きな影響が出ないようにすると良い。
上限は決めるということですね。
書類こそ、全て出す
全部出して、使うものと使わないものを分ける。
↓
使うものだけ収納すると言う手順に沿って片付ける
ときめき式ですね。
収納グッズを買う前に…
詰めるものを捨てる。はい。
暮らしの中で「面倒だな」と感じたら…
収納場所を面倒でないように都度変えていく。
超私的メモ
プラレールを少し減らす⇒そこにゲームの置き場をうつす。
工作グッズの上限を。
おすすめ度★★★★
引き算の収納とミニマリストは目指さないという基本的考え方に共感。
片付け本は年に数回は読むとよい。