村山 由佳さんの「僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II」を読みました。
概要・あらすじ(Amazon内容紹介より)
5歳年上のいとこのかれんとその弟の丈と同居して1年。大学生になった勝利の毎日は不安と焦りでいっぱい。恋人でもあるかれんとの仲が、なかなか進展しないからだ。ファースト・キスはかわしたけれど、彼女はホントに僕のことが好きなのだろうか? 強力なライバルの出現、大学での新たな人間関係…と勝利の心は休まるヒマもない。シリーズ第二弾。かれんと勝利、ふたりの夏がはじまる!
内容のメモと一言感想
印象に残った言葉
めでたく大学生になったからと言って、僕の頭の中は、去年やその前の年と比べて特にどう変わりもしなかった。
僕の、大学生という外側と、「大人」だと思っていた殻と中身とのギャップに戸惑う様子。この感じが青春小説だなあ、としみじみみずみずしさを感じました。
ジャンプの青春コミックを文書に落とし込んだような、小説。
(実際は小説からコミック。)
1巻に続き、シャワー中に停電! みたいな男子の妄想を具現化したシチュエーションの盛り込みがすごい。著者とかれんのサービス精神に感嘆。
おすすめ度 ★★
アラフォーには読むのがつらいほどの初々しい恋愛小説。
3巻に進むか迷う……
しかし、そろそろ、先も気になってきた。