村山由佳さんの「聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX」を読みました。
概要・あらすじ(Amazon内容紹介より)
介護福祉士をめざすかれんは鴨川へ移住することをついに決意する。遠く離れてふたりの関係はどうなるのだろう。かれんを応援したいけれど、行って欲しくもない勝利の心は複雑だ。離れていても互いの思いは変わらない、彼女だって同じはず。それはふと触れ合う瞬間にだって、充分すぎるほど伝わってくる。でも確かめたい、彼女の言葉で、その胸の内を。シリーズ9弾。
内容のメモと一言感想
印象に残ったところ
かれんはついに鴨川への移住を決意し、行動しはじめる。
勝利はかれんにいかないでほしいとは言わない。
そんな勝利にかれんは、本気で行かないでほしいと言われたら困るけど、でも、言われないのも寂しいという。
一見わがままだけど、そこまでは言語化できないなかなか言語化できない2人であったら、もっとすれちがってしまったのかもしれない。
全てを言語化できるカップルはいないけど、かといって、どこまで相手へにくみとってくれることを期待してもよいのかは難しいなと思う、9巻。
おすすめ度 ★★★★
あと1冊でどう落ち着くのか、楽しみです。