村山 由佳 さんの「雪の降る音 おいしいコーヒーのいれ方 IV 」を読みました。〜勝利の嫉妬吹き荒れる冬。
概要・あらすじ(Amazon内容紹介より)
親父が再婚するぅ?突然のビッグニュースに福岡に単身赴任している父を訪ねた勝利。父と息子、男同士で過ごす夜、5歳年上のいとこ・かれんへの思いをはじめてうち明ける。まだまだ秘密にしなければならない恋だけど、少しだけ、前進。なのに美術教師のかれんには彼女に思いを寄せる同僚がいるし、大学生になった勝利は陸上部のマネージャーから告白されて。おおやけにできない恋ゆえの悩みが続く。
内容のメモと一言感想
印象に残った言葉
人を好きになるのは箇条書きじゃない
勝利が、星野律子へと想いと、かれんへの想いを比べて出てくる言葉。
星野にはなんとも残酷な言葉だけど、これが恋。それが如実に現れている言葉。
好きな展開
お父さんが、29歳の知り合いのお姉さんと再婚するという展開、意外で、でもよかった。
おすすめ度 ★★★★
かれんがかわいい。
かれんのことが好きでたまらない勝利に、気がつくと共感している、ということが増えてきた。かれんも勝利も、その周りの人も、嫌な奴がいなくて、爽やかな子ばかり。