マーク・フォースターさんの「仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版」を読みました。
概要
「仕事は明日! 」でうまくいく
心の余裕・集中力・達成感がグッと高まる黄金法則
◆“時間管理の定番名著"が完全版で復刊!
本書は2007年刊『マニャーナの法則』を大幅に改定したものです。
同書は、画期的なタイム・マネジメントの書としてイギリスでベストセラーになった「Do It Tomorrow」の翻訳版。
日本でも反響を呼び、人気ブログ「シゴタノ! 」では「数ある時間管理術の本の中で、現在 最高の1冊!」と絶賛していただきました。
同書は、今回の改定で、マーク・フォースター式仕事術の全容が理解できる内容へとさらにパワーアップしました。
◆時間管理術の新発想!
「マニャーナ」とはスペイン語で「明日」。
「マニャーナの法則」は「今日発生した仕事は、明日やる」を原則とすることで、これまでの時間管理のセオリーの限界を解決します。
×「To Doリスト」では仕事に追われるだけ
×「優先順位」では時間不足の問題は解決しない
×「すぐやる」は衝動的な反応を助長してしまう
◆“極限の集中力"と“達成感"が手に入る!
本書で手に入るものは、目先の大量の仕事を片付ける「効率」「生産性の高さ」だけではありません。目指すのは「本当の仕事」をすること。
「自分がやる! 」とコミットした仕事に、極限の集中力で取り組み、毎日、仕事をやりきった達成感・充実感を得るためのガイドブックです。
(Amazon内容紹介より)
内容のメモと感想
とてもたくさんのなるほどと取り入れてみたいことがある本でした。
1度には消化しきれず3点メモ。
優先順位をつけても仕事は減らない
今日やる予定の仕事が終わらなかったとき、優先順位を反省しがちです。
優先順位をつけても仕事は減らない、がぐさりと来ました。
仕事は、
・仕事を減らすか
・効率を上げるか
・仕事の時間を増やすか
このいずれかでないと今日やる予定の仕事はおわらないとのこと。
まったくその通り。
新しい仕事に着手してから休憩を取る
在宅で仕事をしていると、きりの良いところまでやってから休憩しようとなりがち。
しかし、人間キリの良いところまでやってしまうと、「終わった!」と達成感を得てしまうとのこと。
そこで、あえて、何かが残っている状態にして、「あとアレとアレをやらなければ」という形で休憩に入るのが、休憩後スムーズに仕事に取り掛かるコツとのこと。
なるほどです。
本を読んでから何度か実践し、効果を感じました。
割り込みの仕事にすぐに着手しない
今日予定していた以外のことをやりたいと思ったら、すぐにその仕事に着手せずに、まず紙に書く。
コーヒーを飲みたいなと思ったらコーヒーを飲みたいと言う気持ちに「コーヒーを飲みたい」とラベリングしてどこかに書く。
マニャーナの法則とは「新しい仕事は明日やる」。
おすすめ度★★★★★
考え方の合理性になるほどとテクニックの即効性に感銘を受けた本。
定期的に読み返したい本です。