phaさんの「しないことリスト」を読みました。
概要・あらすじ(Amazon内容紹介より)
これが、ラクを極めた人の「頭の中」。所有しない、努力しない、期待しない…。本当はしなくてもいいことを手放して、「自分の人生」を取り戻そう。仏教の教えや哲学者の言葉などを引用しながら提案する「ラクしたい人」の脱力系自己啓発書!
内容のメモと一言感想
ああ、そういう見方もできるな、と穏やかにそう思える本。
所有しない
Twitterでつぶやいて自転車を手に入れたエピソードが書かれています。
インターネットでつながれる人の中には、1人や2人、自分が欲しいものを余らせている人がいるかもしもなくて、それをマッチングできることそこがインターネットのよさとのこと。
だるさを無視しない
だるいからという理由でことわってもよいんだと、だるいと感じてもよいんだよ、ということが書かれています。
疲れたともいってもいいんだよ。
このメッセージは多くの日本人に刺さる気がします。
仕事は休みやすくなった昨今。自粛中や休日、仕事のことよりも、家のことで、疲れたが言えないのが大変だな、と思っている自分を、感じちゃいました。
自分のせいにしない。
決断が遅い人は優しい
自分が間違っているかもと考えられるひと。
ああ、そういう見方もあるんだと、慎重な自分の長所を見つけた気持ちになれました。
おすすめ度 ★★★★
全体に読むと自己肯定感が上がる本。現代は様々な価値観がありつつも、やはり古き良き日本、といっても数十年前の日本特有の価値観をもつ人は多いし、自分自身もそれにそまって苦しんでいる部分があると感じることがあります。そんなとらわれや行き詰まりを感じた時に良い本。
phaさんの本、もっと読んでみたいと思いました。