どんぐり君とおにぎり君のママの読書日記

アラフォー、2男の母のブックレビューです。読んだ本の簡単な内容・あらすじ・感想をメモしてます。

中村薫さんの「人見知りで出不精だったOLがコミュニティの女王になった理由」を読みました。~コミュニティの作り方とコツが書かれた本

中村薫さんの「人見知りで出不精だったOLがコミュニティの女王になった理由」を読みました。
 
本書はコミュニティーの作り方とそのコツが書かれた本です。
趣味のサークル、勉強会など自分でコミュニティを造ってみたい方におすすめの本です。

 

人見知りで出不精のOLがコミュニティの女王になった理由

人見知りで出不精のOLがコミュニティの女王になった理由

 

 

内容のメモと感想

そもそもコミュニティーに参加するとどんないいことがあるのか

本書ではコミュニティーに参加したことがない方に、コミュニティーに参加するとどんな良いことがあるのかが書かれています。
 

自分の才能がわかる

社会のコミュニティーに参加すると、広い世界の人と会えます。
例えば、動画の編集に関わる仕事をしていて、社内ではそのスキルのトップでなかったとしても、社会的に見れば、その能力が必要とされたり、注目を集めたするかもしれません。
コミュニティーに参加すると、社会の目のフィードバックを得ることができるとのことです。
 

やはり1番のメリットは繋がり

起業されている方であれば、コミュニティーのつながりが顧客につながるかもしれません。
また、著者を目指している方であれば、コミュニティーを通じて、著者と出会えるかもしれません。
自分の目標と実際に出会えれば、夢の近道になるかもしれません。
税理士、会計士、お医者さん、スポーツのインストラクターなど専門家ともつながることができるかもしれません。
困った時に色んな専門家の方と繋がっておけば、アドバイスをもらえるかもしれません。
将来のクライアント、自分の目標、専門家にいろんな人とつながることができるかもしれません。
 

起業の練習になる

人の心を動かし、行動すること。
これがビジネスの原点であると著者は書いています。
人を集め、会を主催すること。
これが起業の練習になるとのことです。
 

コミュニティーの作り方のコツ

本書のメインの内容はコミュニティーの作り方。
本書は、著者が実際に作ったハンバーグの会などのコミュニティーを例に上げ、コミュニティーの作り方が具体的に書かれています。
その中でも印象に残った点をご紹介します。
 

「小さく始めること」

初めてコミュニティを主催する人が、最初から100人の人を集められるでしょうか。
著者がおすすめするのは「小さく始めること」。
具体的には最初は数人の食事会から始めたとのことです。
数人であれば、幹事もできそうです。
 

SNSを利用する

開催頻度が低ければ、SNSで情報を共有することも効果的。
SNSには開催報告なども載せます。
写真を載せ、こんなに楽しそうだったんだという様子が伝われば、
前回参加しなかった方が、次回参加するモチベーションになるかもしれません。
 

コミュニティーづくりにルールをつくる

月に1回を1年継続する
自分が社交的ではなかったら、少人数制にする
毎回同じお店にする
2時間制できっちりきる
 

話題作り

著者は「ハンバーグの会」を主催されているそうです。
この回では毎回同じお店でおいしいハンバーグと言う共通の話題が最初から用意されているのでそのネタで盛り上がることができるとのこと。
 
最近、ふとしたきっかけで社外の勉強会に顔を出してみました。
会社の人、家族。
いつもそれ以外の人話をしていないと、結構新鮮な体験でした。
口コミでしか知れない情報を得ることができ、知り合いを得ることができました。
コミュニティーのパワーを少し体感。
 
世間のコミュニティがどのようにはじまったのかなんてあまり考えたことがなかったけれど、もしかしたら少人数のお食事会や勉強会で始まったのかもしれませんね。

 

人見知りで出不精のOLがコミュニティの女王になった理由

人見知りで出不精のOLがコミュニティの女王になった理由