運を管理、コントロールすることを説いた本です。
運の管理学 人生に「結果」をもたらす幸せの方程式 (講談社BIZ)
- 作者: 松永修岳
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/02/04
- メディア: 単行本
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この本には運を後天的によくする方法が書いてあります。運を自分でよくする、ときくと、そんなことできるの?と思ってしまいますが、本書には脳科学を入口に、環境が脳に及ぼす影響について書かれており読んでいくうちに、なるほど、ある程度はコントロールできるのかなという考えに変わっていきます。
以下、印象にの残ったことのメモです。
- 運とは、「物事の受け止め方」や考え方しだいで、引き寄せることもできれば取り逃してしまうこともある。
ー例えば、勤めてる会社が倒産したとき、運の良い人は新しいチャンスと受け止め、運の悪い人は不幸ととらえるということだそうです。)
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人生=帆船での航海
ラックマネージメント:追い風(幸運)を引きよせコントロールする技法
帆の大きさ:実力
帆がどのようにかかっているか:戦略
目的地:自分らしい成功
※帆がかかっていなければ追い風を利用できないし、一時的なもの
ー例えラッキーなことがおきても、自分に準備ができていなかったら運を生かすことができないということですね。)
本書には具体的にどのようにすれば運がよくなるか、運をよくする行動や習慣が書いてあります。一例をあげると
- 付き合う人を変える
(自分より財のある人、運の良い人、徳のある人)
- 環境を変える
(今あるモノを30%減らす、やはり断捨離重要!)
どれも人生が上向きになりそうなことばかりでこんな行動や習慣ばかりしていたら明らかに運がよくなりそうだな~ということばかり。この本にかかれた行動習慣を手帳に張っておこうかと思いました。
運が悪いな、と思ったとき、マンネリを感じたとき、行き詰ったとき、具体的な行動を起こすのに役に立ってくれる本です。