どんぐり君とおにぎり君のママの読書日記

アラフォー、2男の母のブックレビューです。読んだ本の簡単な内容・あらすじ・感想をメモしてます。

勝間和代さんの『最後の英語のやり直し!』を読みました。~読んで買ったもの。今年こそ英語を! と思っている方に。

勝間和代さんの『最後の英語のやり直し!』を読みました。
 
 
毎年毎年今年の目標に「英語」を掲げるのが嫌になったので、今年である程度見切りをつけたいと思っています。
そんなわけでこちらの本を読んでみました。

 

最後の英語やり直し!

最後の英語やり直し!

 

 

内容のメモと感想

 
勝間さんの英語の本。
さぞかしハードルが高いのでは? とちょっと心配してしまったのですが、意外にも親近感の沸く内容でした。

勝間さんも英語で苦労した

勝間さんは外資系のコンサルにいらっしゃった経験があると聞いたことがあるので、大学卒業時にはさぞかし英語ができたのだろうと思っていました。
しかし本書を読んで初めて知りました。
勝間さんは大学卒業時をTOEICが420点だったそうです。
しかしそこから今は900点ぐらいだそうです。
そして数々の翻訳本も出されています。
本書はその過程が書かれた本です。

動機付け

「英語ができなくても毎日の生活には問題ない」。
でも、仕事では英語を使うこともあるし、映画が字幕なしで見れたらいいな。
そのくらいの「英語ができたらいいな」くらいの緊急性の場合、毎日英語を勉強するための動機付けが難しいです。
本書の第3章にはもし英語ができたら世界がどんなに楽しくなるか、英語の勉強の動機づけが書かれています。
  • ネットで検索するときも日本語でも英語でも検索できる
  • 周りの人が英語で会話をしている時うるさく感じるほど意味が分かる
  • 洋画は英語版で楽しく見れる。演出や演技をありのままに味わうことができる
  • TwitterやFacebookで海外の著名なスターのフォローができる
  • 本を翻訳が出る前に読むことができる
英語ができるようになればこんなに楽しい世界が待っている! とわくわくさせられます。
しかし私たちは脳でそれがわかっていても、ついつい目の前の楽しいことを優先してしまいます。
このことは「スイッチ」という本によく書かれているとのこと。

 

スイッチ!

スイッチ!

 

 

要は感情が喜ぶようにする餌を作ったりそのような環境作ってしまうこと。
頭デメリットを理解するだけではなくて、感情コントロールが大事であることが書かれています。
 

とにかく語彙

何を学習すれば良いか。
それについてはとにかく語彙力が1番コストパフォーマンスが高いということが書かれています。
 
ではどうやって語彙を増やせばよいか。
書かれているやり方は2つ。
 

自分がわかるものや興味があるものを読んだり聞いたりする時間を増やすこと。

「英語を」勉強する、というよりは、その内容について興味があるところを「英語で」読む。
そういう意識。
 

もう1つの手法は英語で情報を得る。英語と別の活動を結びつけること。

「買い物」から始めてみようかと思いました。
Amazonで何かを買おうとしたときに、同じものがアメリカだといくらで売られているのか、覗いてみるなどがよいかもしれません。
 

インプットはリスニングが中心

そしてリスニングの圧倒的な重要性について書かれています。
英語ができるようになるためには1000時間は学習しなければいけないと言われています。
1年でやろうと思ったら、1日三時間です。
はい、全然到達していません。
スキマ時間はひたすら英語を聞くぐらいの覚悟が必要だということがよくわかりました。
と言うわけでこちらを購入しました。
聞く素材もいくつか具体的に紹介されています。
1つご紹介すると、原因と結果の法則の英語バージョン。
こちらすでに著作権が切れていてAmazonでも無料でKindle版が手に入ります。

 

As a Man Thinketh: Titan Classics (Illustrated) (English Edition)

As a Man Thinketh: Titan Classics (Illustrated) (English Edition)

 

 

後はFebeから選ぶこともできます。

本書を読んで分かったこと

圧倒的にインプットが足りないということです。
勝間さんぐらい英語ができるようになりたければ、1日に2~3時間英語を聴く決意が必要だということがわかりました。
勝間さんは今でも平均2~3時間は毎日英語を聞いているとのこと。
まずはイヤホンと、素材を準備して、隙間時間に英語を聞くことができる環境を作ります。
 

 

最後の英語やり直し!

最後の英語やり直し!