勝間和代さんの「やせる!」を読みました。
内容のメモと感想
本書の位置づけ
本書は勝間さんが約6ヶ月で
- 体重を6キロ
- 脂肪量を6キロ
落とされときの経験が書かれた本です。
本書の概要
まず最初に
- なぜ痩せられないのか原因分析から入り
続いて、
- やせるための三本柱
-
- 食事
- 運動
- 時間管理
を具体的にどうすればよいのかか書かれています。
ここで、食事・運動について書かれた本は多いですが、時間管理と言う切り口が勝間さんならではという気がします。
最終章の3章は、やせるための参考書が整理されています。
こちらも参考になります。
やせるためのコツ3選
やせるためのコツを3つメモしておきます。
1 カロリーではなくN/C比を考える
痩せようと思ったとき、もはや一般常識となったのが
- 消費カロリー>摂取カロリー
とするカロリー制限。
ベストセラーとなった岡田さんの本でも、結局のところカロリーを1つの目安とすることになっています。
食の専門家が重要視するのは、
- N/ Cレート(エヌバイシーレート)
とのこと。
Nはnutrition、すなわち栄養のこと。
Cはカロリー、摂取カロリーのこと。
カロリーあたりどのくらいの要素が含まれているかを示しているそうです。
多くの人は日どうやってカロリーを低く抑えようかと言うことに頭がいっぱい。
しかし重要なのは1日に摂取することができるカロリーの範囲内で、いかにして栄養価の高いものを食べるか。
十分に栄養価の高いものを食べれば、体が食べ物を欲しなくなる事か書かれています。
また、ホールフードをとることによって、微量栄養素を摂取することができますので体は医療栄養素が得られたことで満足して、余計な空腹感が生じにくくなるとのことです。
N/ Cレート(エヌバイシーレート)と言う言葉、私は本書で初めて知りました。
加工食品は良くないんだろうなぁなんとなくは感じていましたが、言葉を学ぶと考えもかっちりはまる気がします。
N/ Cレートの高い食品をとるためのヒントのひとつは、
- ドライカーボ(乾燥した炭水化物をつかったもの、パンとか)
⇒ ジューシーカーボにすること(芋とか)
緩める
運動についての基本方針は
- ふと気づいたら運動しているという環境整えること
- 運動の結果が楽しくなるフィードバックの仕組みを設定すること
が書かれています。
無理して一時的に運動するよりも、
- 日常的にウォーキングをしたり
- 姿勢を整えたり
することの方が、年単位で見たときに「痩せる」ことにつながると書かれています。
はっとさせられたのは、「カラダを緩める事」。
首、肩、肩胛骨周りを柔らかくすることで、過緊張を解いてやることで、筋肉のつき方が良くなり代謝も良くなるそして痩せる体になることが書かれています。
この観点はありませんでした。
ゆるめるための参考書3冊ご紹介します。
疲れがスーッと消える! 超脱力こんにゃく体操 (講談社の実用BOOK)
- 作者: 畠山真弥
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/01/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
体幹を鍛える コアトレ スタートブック (GAKKEN SPORTS BOOKS)
- 作者: 有吉与志恵
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2010/04/14
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 39回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
睡眠
コチラもよく言われていることですが、できていません。
7時間睡眠が理想ですね。
ロジカルに書かれていてさらりと読める本です。
ダイエットの本というよりは、生活習慣の改善の本。
食事について、調理についても具体的にかかれていますので、
- N/ Cレートの高い料理
の作り方について知りたい方はぜひ読んでみてください。