今年から投資をしてみたいと思い、以下の記事に紹介されている本を読んでいます。
今年から投資を始める方へ。資産形成のためにまずはこの7冊を読もう - 酒の湖、肉の森
本日は、『どんな本でも大量に読める「速読」の本』、『レバレッジ時間術』、『となりの億万長者』、『超簡単お金の運用術』に続き、5冊目です。
(これまでの4冊はどれも本当に読んでよかったです。ご紹介の記事に感謝しています。)
改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント:経済的自由があなたのものになる (単行本)
- 作者: ロバートキヨサキ,白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/11/08
- メディア: 単行本
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同著者のかの有名な、『金持ち父さん、貧乏父さん』は以前に読んだことがあって、正直それほど影響を受けませんでした。私の場合、その実用書を読むことによって、具体的にアクションを起こすという結果に結びつかなかった場合、印象に残らないようです。
そして、この本もそうなりそうな予感…。
この本の欠点は冗長であることと、話が抽象的であることです。私は、「クワドラント…ってなんですか?」というところからスタートしたのですが、読んでいる途中で、「もういいよいいよわかったよ、クワドラントの右側に行けばいいんでしょ!?」となります。うんざりするくらい同じことが繰り返されるためです。そして、著者はお金についての教育システムを商売にしているからでしょうか。具体的な投資等の方法についてはあまり語られず、精神論に徹しているので、(まぁ、まずは考え方が大事ということを説いているのでしょうが)、直近に読んだ投資の本がどれもあまりに具体的であったこともあって、物足りなく感じてしまいました。
この本が紹介されていた記事には「クワドラントの概念を学べればよい」ということが書いてありまして、目的は達成したのでよいかな。
以下、内容についてのメモです。
・クワドラントとは。
私たちは以下の4つのクワドランとのいずれかに属している。
E:従業員Employee
S:自営業者Self-employed
B:ビジネスオーナーBusiness Owner
I:投資家Invester
E、Sではなく、B、Iになりなさいというのがこの本の趣旨です。
現在会社員の私は、どっぷりEにいるわけです。
・資産を築き、不労所得(株の資本利得、配当、ビジネスからの利益、不動産からの家賃収入、特許使用料、印税)を増やす努力をすること。
・自分の財務諸表(損益計算書と賃借対照表)を作る。これの資産を増やし資産からのキャッシュフローを増やす。
・投資家のタイプ:問題を探す、答を探す、専門家を探す投資家。すべての投資家の資質を備えよう。
まずは、これまでに読んだ6冊の本を参考に、今日から投資を始めてみようと思います。よちよち歩きでもよいから第一歩を切りなさい、というこの本の言葉にも背中を押され。スタート!