楡周平さんの「ラストワンマイル」を読みました。
概要・あらすじ(Amazon内容紹介より)
本当に客を掴んでいるのは誰か──。暁星運輸の広域営業部課長・横沢哲夫は、草創期から応援してきたネット通販の「蚤の市」に、裏切りとも言える取引条件の変更を求められていた。急速に業績を伸ばし、テレビ局買収にまで乗り出す新興企業が相手では、要求は呑むしかないのか。だが、横沢たちは新しい通販のビジネスモデルを苦心して考案。これを武器に蚤の市と闘うことを決意する。
内容のメモと一言感想
少し前に読んだ坂木司さんの小説「ワーキングホリデー」シリーズで主人公の職業は配達員。
本書の主人公横沢は運輸会社の社員。
そのつながりか? Amazonにお勧めされて読みました。
印象に残ったところ
主人公横沢がビジネスモデルをおもいつき、それを実現に移すために企画し、上司にプレゼンし、と、自分のアイディアをグングン現実の物に仕上げていくところが爽快。
その働き方は、多分ブラックだけど、こんな働き方をする期間が一生に一回くらいあってもいいのかもしれない。
どこか文化祭前夜みたいなワクワク感がある。
おすすめ度 ★★★★
リア充なビジネスマンが活躍する一冊。
時代背景は少し前。答えがわかっていても面白い。