どんぐり君とおにぎり君のママの読書日記

1冊の本を読んで、1つの疑問を解消しよう。

営業も、職場の雑談も、子どもに宿題やろうといいたいときも。あらゆる話し方はこの一冊のみでOK。『頭の回転が速い人の話し方』

なぜ巷に話し方本があふれているのか?

書店に行くと話し方に関する本がたくさんあります。
また話し方教室もたくさんありますし、話し方について書いている記事もたくさんあります。
著者の岡田さんは
「なぜこれだけ多くの人が話し方を学びたいと考えているのか」
について
「話し方のニーズが細分化されているから」と書いています。
つまり
  • 営業トーク
  • 雑談
  • 大勢の人の前のプレゼン
で用いられるテクニックはそれぞれ違って、みんなあれこれと話し方本に手を出しているのです。
要は時間場所相手などの状況が変わると、それに応じて話し方を変えなければいけない。
だから
  • 営業用の話し方本
  • 雑談用の話し方本
  • プレゼン用の話し方本
いろんな種類の話し方本が必要になってしまうというわけです。
 
本書は、この1冊を読んだらもう二度と話し方も多買わなくても済む、どんな状況にも通じるユニバーサルトークのやり方が書かれた本です。

 

頭の回転が速い人の話し方: ビンワード電子増補版

頭の回転が速い人の話し方: ビンワード電子増補版

 

 

本書のキーは
  • ユニバーサルトーク
  • 戦闘思考力
あまりに面白かったので、2記事に分けて書こうと思います。
本記事は「ユニバーサルトーク」について書いています。
 

ユニバーサルトークとは

ユニバーサルデザインという言葉はお聞きになったことがあるのではないでしょうか。
利き手を問わず誰にでも使えるハサミとか、誰にでも使える共通したデザインになっているものです。
ユニバーサルトークと言う言葉は岡田さんの造語です。
一般的普遍的と言う意味のユニバーサルと会話という意味のトークをくっつけた言葉だそうです。
その意味は「誰にでも通じる話し方答え方」。
 

なぜ身近な人と話せてもそれ以外の人とはうまく話せないのか

なぜ家族や仲間内では話しやすいのにそれ以外の人とは話しにくいのでしょう。
岡田さんはこれを「友人の部屋に乱入してくる親」現象と名付けています。
なんという秀逸な例えでしょう。
そう、私は身近な人と話せても、それ以外の人が1人でも混じると話しにくくなってしまいます。
これはなぜでしょうか。
著者はこれを解説するのに
  • 家族型社公
  • 公共型社交
という言葉を使っています。
 

公共型社交の頂点に位置するのが池上彰さん。

  • 家族型社交とは価値観を共有した特定少数に向けた話し方
  • 公共型社交とは不特定多数に向けた話し方
を意味します。
公共型社交の頂点に位置するのが池上彰さん。
子供からお年寄りにまでわかりやすくニュースを説明することができます。
家庭型社交が強い人とは家族とか仲間内とかわかる人だけがわかる話し方をする人です。
昔は
  • お年寄りはお年寄りとしか話をしない、
  • お母さんはママ友としか話をしない
というような世界でしたが、今はいろんなバックグラウンドの人と話す機会が多くなりました。
つまり身近な人と話せてもそれ以外の人とは話にくいのは、相手のバックグラウンドを理解した話し方ができていないから。
私のような人は、「公共型社交 」土中で生かせるようなコミュニケーション能力を磨かなければいけないのです。
 

ユニバーサルトークの肝は共感

ユニバーサルトークのキーになってくるのは共感だそうです。
  • あえて自分の意見についてまとめず、
  • 喧嘩になるかもしれない人たちに共感し、
  • 自分の言葉に再構築します。
  • そして相手と一緒に新しい意見を作り出していく
それが基本的な考え方です。

実践してみる

宿題をやりたくないと言う息子に実践してみました。

前提条件

  • 息子 宿題やりたくない ゴロゴロしてたい
  • 母(私) 今全部宿題をやってほしい
母「宿題やったっけ」
子「まだ」
母 「やったら?」
子 「やりたくない」
母 「なるほど。でも楽しそうな時もあるよね。嫌なところがある?」
子 「ここの数字を書くところが大変」
母 「ふーむ、そこね、じゃあ、いやじゃないところをやれば?」
 
息子宿題をやり始める。
あら、思いのほか簡単でした。
結局のところ、今その場で全部やるのは無理でした。
しかし、「とりあえず好きなところだけ先にやっておく」と言う新たな戦略が生まれました。
これにより
  • 気が向かない時も気軽に取り組める
  • 残りの苦手な問題には、パワーがある状態でいきなり苦手なところで取り組める
ので、機嫌よく楽しく宿題に取り組めていました。
これまで、
  • 前半の簡単な問題をやるのは嫌ではなかったのに、
  • 後半の難しい問題にとりかかる頃には、前半の簡単な問題で体力・集中力が消耗されてしまい、
  • 後半の難しい問題かますますいやになる。
という流れであったようです。
なるほど。
別に1度に全部やる必要はないんだな。
きっと、宿題がいっぱいある! という状態は息子にとってハードルが高すぎるんだろうなぁ。
という気づきがあった出来事でした。
 
というわけでユニバーサルトークの基本的な考え方についてイメージは持てた気がしますが、
ユニバーサルトークは基本的な考え方であって、これを読んでフムフムと言ったからといって
  • とっさにふられた時に面白いことを言ったり
  • 会議で一目置かれたり
急にトークスキルが伸びるわけではありません。
ユニバーサルトークが自動車だとしたらエンジンは「戦闘思考力」と著者はいいます。
次の記事は「戦闘思考力」について書く予定です。

 

頭の回転が速い人の話し方: ビンワード電子増補版

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