先日、以下のコラムを読みました。
仕事のマネジメントに関する記事かと思ったのですが、「仕事のやり方」ではなく「仕事のあり方」を考える、という内容でした。そもそも意義のない仕事はやる必要がない、と。日本の会社でそれを実現できている人はどのくらいいるのかな…と思いましたが、まっとうで正しいと感じ、このコラムの著者に興味を持ちました。
そして、今回読んでみたのはこちら。
絶対達成マインドのつくり方――科学的に自信をつける4つのステップ
- 作者: 横山信弘
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/11/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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横山さんという方、私は存じ上げなかったのですが、セミナーの講師としてとても評判が高いようです。そして、amazonを見ると、どの本も評価が高いです。今回は「わかっちゃいるけど…」という言葉に心当たりが、とてもあったのでこちらの本を選んだ次第です。
コラムの印象があったので、厳しめの内容の本なのかなと思ったのですが、自分の過去の経験を交えながらの、できない人の気持ちにも沿った本でした。以下、印象に残ったことのメモです。
- 思考のあたりまえ化:
思考があたりまえ化していない人:時間が未来に向かって流れていく。できるかぎりやる
思考があたりまえ化している人:時間が未来から流れてくる。目標から逆算して、やるべきことをストレスなく、すぐできる
- 逆算思考:
モチベーションがあがらないから仕事に打ち込めない→仕事に打ち込むからこそ、モチベーションがあがる
- あたりまえ化の4ステップ
①わからない状態→②わかっちゃいるけど状態→③頑張る状態→④あたりまえ状態
①:自分を承認する。大丈夫、いつか必ずやるから。
②から③:できなくても承認し続ける。意識のインパクト×回数。
③から④:行動のインパクト×回数。行動をロックする。
- 倍速管理:期限を2つ折りにして、2倍速で片付ける
期限まで何日あるのか
スケールテクニック:その仕事にはどのくらいの時間がかかるのか
- 先送りのリスク:皮をむいたリンゴ(依頼内容を忘れる、面倒だという感覚が増幅する)
- 3つの問題(顕在問題、行動の潜在問題、結果の潜在問題:結果を絶対達成させようとしたとき初めて出現する問題)
結果の潜在問題をつぶすことが成功への分かれ道
特に、承認や意識する回数を増やすことに効果があるという点、この本で初めて知り印象的です。本書を参考に、わかっちゃいるけどはじめられていない緊急ではないが重要な仕事をたくさんこなし、人生変えていきたいなと思ったのでありました。