科博の企画展はいつも魅力的だな、と思いつつ最近はなかなかいってません。混んでるんですよね。
が、今度常設展に子供を連れて行こうかな、と思っていたところだったので手に取りました。
以下、へーっと思ったトリビアです。
・世界でおきる地震の10%、世界の活火山の10%が日本。
・日本に隕石が多いのは日本人の隕石に対する関心が高いから。
・ナウマンゾウの化石は原宿、日本橋の地下鉄工事現場からも見つかっている
・日本は同じ島国で国土面積が近いニュージーランドやイギリスに比べ、動植物の多様性に富む。
・コマドリとアカヒゲは和名と学名が入れ違い。シーボルトのミス。
・動物は「ベルクマンの法則」により、北で大きく南で小さい。
今さらながら、博物館というのは、収集家がコレクションを展示しているところであって、科博に展示されているのは、67人の研究者が集めたコレクションのほんの一部ということがわかりました。(大部分はつくば地区の自然史標本棟にある。)
私の中では、キュッパの博物館のキュッパみたいな本当にそのものを集めるのが好きな少年が大人になった研究員さんがコツコツと収集したイメージができあがりました。
科博に行く前に読むと、より科博を楽しめる本です。