昨年12月に読みました。
その後、「宇津木式スキンケア」を実践し、一か月経ちました。
実践も含め、レビューします。
「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法―美肌には化粧水もクリームもいりません―
- 作者: 宇津木龍一
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2012/02/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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宇津木式スキンケアとは?
「宇津木式スキンケア」は、いわゆる肌断食を一生続けるというものです。水洗顔のあと化粧水、乳液、日焼け止め、ファンデーションを使用しません。
お化粧を一切しないのではなく、ポイントメイクはOKです。
※本には、
- なぜこの方法がよいのか、
- 段階を追った導入方法
が書いてありますので、実践する方は一度は本を読むことをお勧めします。
実践!~導入は意外にもあっさり~
まず、コンシーラー、日焼け止め、ファンデーション、クレンジングをやめて、フェイスパウダー、石鹸洗顔にしました。
そして、このステップで、化粧水、乳液もやめました。(かさつきが気になるところはワセリンを軽くトントンと指でなじませる程度つける。)
これを一週間くらい続けました。
肌断食のやり方をネットで見たときは、
「いや、この季節に化粧水も乳液も使わないとか、ないでしょ…」
と思ったのですがやってみると、思ったより肌が乾燥しませんでした。というか、化粧水、美容液、乳液、日焼け止め、ファンデーションをつけていたときより乾燥しないのです。今までのケアって何だったんだろう…。
ということであっさり最終ステップ(フェイスパウダーなし、水洗顔のみ)に移行、現在に至ります。今使用している基礎化粧品(?)はワセリンのみです。
宇津木式スキンケア導入のメリット
- 大事な時間帯の、劇的な時短
育児に追われる母として時短というメリットを真っ先にあげてみました。
ー朝の忙しいときに水洗顔のみでスキンケアしなくてよいこと。
ー保育園から帰ってきて乳幼児が機嫌が悪い夕方にクレンジングをしなくてよいこと。
ーお風呂上りのぐだぐだのときに自分のスキンケアをしなくてよいこと。
これらは、私にとってとてつもなく大きいメリットとなっています。日々のストレスがかなり減りました。
- 洗面所の劇的なミニマム化
このまま肌断食を続けられそうなので、基礎化粧品を断捨離しました。
化粧水、乳液、美容液、日焼け止め、アイクリーム…その他肌に塗る液、クリーム類すべて。
洗面所が劇的にすっきりしました。
コンシーラー、ファンデーション、クレンジングは、まだ捨てる勇気がなくて取っておいてありますが、毎日使用する物ではなくなったため、化粧品『2軍』として奥にしまいました。『1軍』は、アイブロウ、アイシャドウ、ビューラー、マスカラ、チークのみです。水洗顔で落とせる粉もの&お湯で落ちるタイプのマスカラによるポイントメイクは続けています。
断捨離後の1軍化粧品。スッキリ。
- 肌が乾燥しなくなった
ようやくスキンケアに関するメリットです。
昨年までは冬は皮向けするほど乾燥がひどかったのですが、ことしは乾燥がひどいところにトントンとワセリンをなじませるだけで健康な肌が保てています。
本当に、今までの基礎化粧品に費やしてきた時間とか化粧品とかって何だったんでしょう。
- 節約
今後も、化粧水、乳液、ファンデーション等を買わなくてよいのですよ。かなり経済効果があるのでは。
宇津木式スキンケア導入のデメリット
- コンシーラー、ファンデーションをつけない素肌で外に出ること、人に会うことが自分的に許せるか。
本には、「あなたの肌のことなんてだれもそんなに気にしていない」というようなことがかいてあります。が、いままで隠していた肌のあらを隠さないで社会にでることは案外勇気がいります。
- 肌が落ち着くまで時間がかかることも
幸いにも、私の肌はすぐになれ、今は良いコンディションです。
しかし、導入から肌が良い状態になるまで年単位で時間がかかる方も多いそうです。
その間、「何年後かにきれいな肌になれればよい」と割り切って、揺らぎ肌のまま外に出たり、人に会ったりすることに耐えられるでしょうか。即効性のある化粧品に頼りたくなる気持ちも生じるように思います。
以上、スキンケアのお話し…のはずですが、お肌よりも生活への影響の方が大きかった本でした。